2児のおやじ子供と過ごす日記

40歳前の二人の幼児を持つ親父が空手をはじめたので、こどもとの生活や練習の記録をダラダラと書いているブログです。

軽度の発達障害の話

長男が発達障害だと疑い始めて、およそ2年が経ちました。

それまでは、アスペルガー自閉症など聞いた事はあったのですが、

全く普通に見える我が子が、そうだったとは。

とにかく癇癪が酷く、こだわりは強かったです。

それでも、「小さいうちはこんなものよ」と周りから言われ、奥さんは第一子ということもあり、

育て辛さを押し殺していました。

父親の僕も触れ合う時間が土日だけでしたが、

すぐに癇癪を起こす疲れる子供だとは思っていました。

発達検査でも引っかかる事はありませんでしたが、

幼稚園入園で人との付き合い辛さがありそうに見えたのです。

例えば一方的に話したり、過剰に傷ついたり。

幾つか検査に行きましたが、問題なしと言われる始末。

中には「あなたの理想通りの子供なんて居ない」とか説教する医師も。

最終的に大学病院にて有名な検査を受けて、ボーダーギリギリで発達障害と診断されました。

それ以降、奥さんは子供に感情的に怒ることはほとんどありません。

もうすぐ6歳になる彼も、たまに癇癪を起こすものの、ずいぶん怒りをコントロールできる様になりましたし、

人の立場に立って考える事も少しできてきました。

発達性協調運動障害もトレーニングによって少し改善されました。

これも奥さんによる療育の努力があってこそだと思います。

もし、あのまま何の疑問も持たなければ、ここまで成長しなかったのではないかと。

未だに、僕の友人も「子供ってそんなもんやって」と言うのですけどね。

障害に気付かずともその子にとってベストな教育ならばいいのです。しかし親も聖人君子ではありませんから、なかなかそうはいきません。

放置して将来困るのは子供自身ですから、できれば地域の発達検査で検知して欲しいです。

そして、障害という言葉は不当にストレスを与えるので認識を変えていかねばなりません。

心の片隅に留めていただければとおもいます。